Amazon CloudWatch Internet Monitorでヘルスイベント用のしきい値がカスタマイズできるようになりました
こんにちは、シマです。
少し前にAmazon CloudWatch Internet Monitorでヘルスイベント用のしきい値がカスタマイズできるようになるアップデートがありました。
ヘルスイベントのしきい値は、パフォーマンススコアとアベイラビリティスコアのどちらともデフォルトで95%でしたが、この値がカスタマイズ可能になりました。また、ローカルに対するしきい値も前述の値とは別でカスタマイズすることが可能になりました。
今回は、カスタマイズ可能になったしきい値について変更してみます。
変更してみた
ヘルスイベントのしきい値は作成中のウィザードでは設定できないため、まず、モニターを作成します。今回は事前に作成しているモニターを選択します。
「概要」タブの「ヘルススコアのトラフィック」枠にある「しきい値の更新」ボタンをクリックします。
設定画面が表示されるので、しきい値を変更します。今回は、Availability スコアしきい値を99%へと変更し、Performance スコアしきい値を96%へと変更しました。
変更後のグラフから、しきい値が変更されていることがわかります。
最後に
ヘルスイベント用のしきい値がカスタマイズできるようになったことで、要件に合わせたしきい値でヘルスイベントをトリガーすることができるようになりました。これにより、Internet Monitorのコンソール上で任意のしきい値に対してのステータスの確認ができるようになったため、Internet Monitorの使い勝手が向上したと言えると思います。
本記事がどなたかのお役に立てれば幸いです。